コーセーを代表するスキンケアブランド「雪肌精」は、2020年5月に誕生35周年を迎え、初の全面的なリブランディングを実施、9月16日には新シリーズ「雪肌精 クリアウェルネス」を発売する。これを機に9月10日から期間限定で、コンセプトストア「Maison KOSÉ(メゾンコーセー)」(東京・銀座)にて、生まれ変わった「雪肌精」の世界観や価値を具現化した空間演出を展開。訪れたお客に新「雪肌精」を五感で楽しめるコンテンツを提供している。

新シリーズ「雪肌精 クリアウェルネス」

10月中旬には、オンラインサイト「メゾンコーセー」内にバーチャルショップを展開する予定で、新型コロナまん延によりコンセプトストアに行くことが難しいお客などに向け、オンライン上で店内を体感できるさまざまなコンテンツを展開していく。コーセーは、「メゾンコーセー」のコンセプトストアとオンラインサイト、その双方で新「雪肌精」の世界観と価値を発信することで、新たな顧客接点とブランドのさらなる認知度拡大を図る狙いだ。

コンセプトストアでは、1階と2階の一部を活用し、新「雪肌精」の世界観を表現。店舗に入った瞬間から新しい「雪肌精」の世界に入り込んだかのような没入感を高めた演出で、ブランドと商品を体感できる空間をつくり上げている。1階フロアでは、デジタルと体験を融合したコンセプトストアとして、大画面モニターで「Gift from the Earth SEKKISEI Clarity~地球からいただく 雪肌精 透明素肌~」を表現した映像を放映。また「ボトルシアター」では、地球からの恵みが雫となり、「クリアウェルネス」の化粧水へと生まれ変わる光景を360度の光と音で表現しており、商品ボトルの中に入ったかのような体験ができる。

誕生35周年を大々的にアピール

大画面モニターで「Gift from the Earth SEKKISEI Clarity~地球からいただく 雪肌精 透明素肌~」を表現

商品ボトルの中に入ったかのような体験ができる「ボトルシアター」

今年で12年目を迎える雪肌精「SAVE the BLUE」プロジェクトについても、沖縄のサンゴ育成活動と東北の森林保全活動への寄附と支援などの具体的な取り組みを紹介。地球環境保全への理解を促進できるコーナーを設けた。

「SAVE the BLUE」コーナー

また、「雪肌精」オリジナルの回収ボックスを設置。これはコーセー初となるプラスチック容器の回収プログラム「雪肌精リサイクルプログラム」によるもので、テラサイクルジャパン合同会社が運営する回収プログラムを活用し、「雪肌精」をはじめとするコーセーブランドの使用済みのプラスチック容器を回収し、適切な方法でリサイクルすることで、地球環境保全へとつなげていくというもの。なお同プログラムは、今後も活動の幅を広げていく予定だ。

「雪肌精」オリジナルの回収ボックス

2階フロアでは、「雪肌精」の誕生から現在までの35年の歴史を振り返ることができるボードや各シリーズを訴求するブースを設置し、これまでのブランドの歩みや独自の価値を発信。また、コンセプトストア「メゾンコーセー」オープン当初より設置している「Snow Beauty Mirror」や「ネイルプリンター」を「雪肌精」仕様にカスタマイズ。非接触型のカウンセリングの中で最適な商品をリコメンドしたり、「雪肌精」をイメージしたネイルデザインのプリントサービスを提供する。さらに7月にローンチした「パーソナライズドシートマスク」体験コーナーでは、個々の顔型に合わせたマスクと「雪肌精」シリーズの化粧水サンプルをプレゼントする。その他、「雪肌精」ブランドのグローバルミューズ新垣結衣の立体映像も必見だ。

「雪肌精」35年の歴史を振り返ったボード

コンセプトストア「メゾンコーセー」の外観