顧客からの信用を第一にBCPのために弛まぬ努力を
世界を揺るがす新型コロナウイルス。化粧品業界も大波を被り、川上たるOEMカテゴリーもその例外ではない。その中で地力を見せつけるのが日本色材工業研究所だ。歴史、インフラ、ブランド力の三位一体に加え、長年の経験で培った洞察力で、不透明な状況を正確に分析し、次手を打っている。
「お客様の信用を失うな。歯を食いしばっても守れ」。コロナ禍で奧村浩士会長が社内に飛ばす「檄（げき）」だ。
中小零細を含めて、1000社とも推計される化粧品のOEM企業。最古参のオーナー経営者として、ご意見番を務めるのが奧村会長だ。自社のため、ひいては業界を守るためにこれまで提唱してきたことは、コロナの嵐の中で羅針盤となっている。
つくば工場（第３期拡張工事後）
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