■迫りくる大淘汰の時代に高品質で引き合いが集中
日本色材工業研究所が持続的な成長へ向けて先進的な取り組みを続けている。インバウンドの需要の取り込みはもとより、国内外の大手からの受注も堅調で、得意の口紅、ファンデーション、アイライナーなどオールジャンルで数字を上げる。最新鋭のつくば工場は9月に増築工事が完成予定で、生産体制も強化される。少子高齢化による人手不足など、時代が抱える問題への対応、欧州の製造拠点の構築と拡張など常に先進的な取り組みで日本のOEM業界に範を示してきており、今後も来たるべきグローバルマーケット展開を見据えて、事業を広げていく。
「景気はいいが、危機感を持っている」
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