SHIROは新たに「ニームヘアケアシリーズ」を8月6日に発売。発売に先立ち、7月22日にはオンラインで新製品発表会を開催した。
同社がヘアケアアイテムを発売するのは実に4年ぶりのこととなるが、その発売背景について、SHIROPRの梅津佳奈氏は次のように説明する。
「新しい生活様式を送っている中で、モノを選ぶことや時間の使い方が変わっていると感じています。その中で、これまでは手早くすませるだけだったヘアケアについても、自分と向き合う時間の一つとしてプラスワンしてもらうことで、とてもここちよい、自分のための時間を送れるのではと考え、今回ヘアケアシリーズを発売するに至りました」
そうした思いで発売する新シリーズの主となる素材は「ニーム」だ。SHIROでは、主にエイジングケアの素材として使用しているものだが、発表会ではエイジング(加齢)=ネガティブなモノという印象を覆すようなムービーを公開。「年を重ねる毎に美しくなる、そこに寄り添ってくれるニーム」(梅津氏)であることを強調した。
また、いつものヘアケアにプラスワンしてもらいたいという考えに基づき、新ヘアケアシリーズは髪そのものへのアプローチではなく、頭皮のケアが中心。「スキンケア発想で実感できるヘアケア」をコンセプトに、ニームオイルとニームリーフエキスにジンジャーとカンゾウを取り入れた三つの商品を開発した。
一つが、シャンプー前に使用する「ニーム頭皮クレンジングオイル」(80ミリリットル・5500円)だ。なめらかなテクスチャーのオイルを頭皮になじませて、よく揉み込むようにやさしくマッサージ。少量の水分を加えると軽く泡立ち、細かい泡が毛穴の詰まりや汚れを包み込んですっきりとオフする。頭皮に必要な潤いを与えてやわらかくキープするとともに、クセやうねりなどの悩みから解放されたしなやかな髪へ導く頭皮クレンジングオイルだ。
二つ目の商品が、「ニーム頭皮セラム」(60ミリリットル・6800円)。頭皮をやわらかく健やかにキープして、紫外線などによる地肌の乾燥・かゆみやカラーリング・パーマなどによる髪のダメージにアプローチする美容液で、タオルドライ後の頭皮に直接塗布して使用する。「“頭皮のバロメーター”として毎日使う美容液」と銘打っており、頭皮状況や体調によって刺激や熱感などが変わるのが特徴。この変化こそが、実感できるヘアケアとして開発にこだわった部分だ。
三つ目が「ニームヘアバーム」(40グラム・3800円)で、乾燥しやすい髪のケアやスタイリング、手肌や全身の保湿にも使えるマルチアイテム。程よい束感とオイルのツヤにこだわったバームは、ヘアアレンジに絶妙なニュアンスをもたらす逸品。また、髪だけでなく全身に使えるため、スタイリングした毛先が顔に触れても肌あれなどの心配がないのも特徴だ。