オルビスは7月6日、アパレルセレクトショップを展開するナノ・ユニバースが提案する、新しいワークスタイルプロジェクト「#本当の変化はこれから_」への賛同を表明したことを発表した。同プロジェクトの賛同企業は、プロジェクト賛同企業は、アカツキ、オルビス、コクヨ、NEW STANDARD、ニューズピックス、三井住友カードの6社だ。

新型コロナウイルス感染拡大の影響から、ライフスタイルは大きく変化し、自宅で過ごす時間も増えている。緊急事態宣言が解除され、日常は戻りつつあるが、新しい生活スタイルが求められるなど、これからも新型コロナウイルスとの共存は続く。そうした中、ワークスタイルをはじめ、服装にも変化が出てきており、例えばリモートワーク中のオンライン会議などで何を着れば良いのかわからず、悩む人も多くいる。

このようなコロナ禍によるワークスタイルの変化に伴い、ナノ・ユニバースがこれまで常識とされてきた働き方や生活様式を変化させていくきっかけを作り、新しい時代のワークスタイルプロジェクト「#本当の変化はこれから_」を提案。業界横断で同プロジェクトに賛同する企業で新しいワークスタイルの創出を目指していく。

オルビスは、創業以来「肌が本来持つ力を信じて、引き出すこと」を信念とし、「ここちを美しく。」をブランドメッセージに掲げるビューティーブランド。一人一人が持つ美しさが多様に表現される、ここちよい社会の実現に向け、第二創業期となる2018年から提供価値である「SMART AGING」を軸に、さまざまな取り組みを行っている。年齢に抗うのではなく、変化を前向きに捉えながら、その人その人の持つ美しさを引き出していくことに価値を見出しており、「ここちを美しく。」というブランドのメッセージは、制約を外し、選択肢を広げ、それらを生み出す従業員、働き方、職場環境にまで徹底して一貫している。

ナノ・ユニバースがTシャツの持つ価値を広げた新たなビジネスカジュアルの提案と同じように、オルビスでは「自分らしい服装でいる方が人は何倍も力を発揮できる」という考えのもと、本社勤務の社員の服装は原則自由を推進している。ショップで働くビューティーアドバイザーのユニフォームも昨年フルリニューアルし、個性を生かしたアレンジで自分らしい表現で接客できることが特徴だ。

そして、ファッション・ワークスタイルという自己表現にとどまらず、プロダクトにおいてもスキンケアの概念を変える、飲むスキンケア「オルビス ディフェンセラ」の発売や、ジェンダーを超え男性をターゲットにしたメンズブランド「Mr. Produced by ORBIS」を展開し、全ての人が持つ自分らしさの解放を目指していく。オルビスは今回のプロジェクトを踏まえ、「SMART AGINGで多様な選択肢を」という思いを掲げ、さまざまな取り組みを積極的に取り組んでいく考えだ。