ブルーベル・ジャパンは、米国ニューヨーク発のフレグランス「ボンド・ナンバーナイン」の展開に力を入れていく。6月には新製品「ゴールドコースト」を発売し、培ってきたブランドの真価を説いていく。20世紀初頭から100年以上にわたり、経済と文化の最先端を発信してきたニューヨークシティー。コロナ禍が広がるいま、場を象徴するフレグランスの力強い展開は、何よりのオマージュとなろう。

ボンド・ナンバーナインは、2003年にニューヨークのNOHO地区ボンドストリート9番地で誕生した。ミッションは二つ。一つは「パフューマリーを芸術品として位置づけること」。二つ目は「ニューヨークにある地域、それぞれをすべての象徴として香りを位置づけること」。経済の代名詞たるウォール街、新しいアートやトレンドの発信地SOHO、旧き良き都市の記憶を保存するグリニッジビレッジなど、それぞれの地域が持つ多面的な「顔」の結集を、都市の香りとして表現している。

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