資生堂は、自身で簡単にできるハンドケアによる手荒れ対策をホームページ上で公開した。
手を洗う機会が多いこの時期に参考にしたい。
====================
水仕事や手洗いをする機会が増えると、多くなるのが手荒れの悩みです。手は皮脂分泌が少なく、紫外線や乾燥などの影響を受けやすいパーツです。そこで、ご自身で簡単にできるハンドケアを資生堂から紹介します。
ハンドクリームは、洗浄料などで手を清潔にした後に使用します。乾燥しやすい人は、手を洗うたびにハンドクリームをつけ、うるおいを与えることを心がけましょう。入浴後や就寝前など、ハンドクリームをつけながら丁寧にマッサージすることもおすすめです。特に手荒れが気になる時は、たっぷりとハンドクリームを塗り、手袋をして就寝すると効果的です。また、ハンドクリームがないときは、乳液などを使うのもおすすめです。べたつきが気になるときは、ティッシュで軽く手のひらのべたつきをおさえましょう。
【ハンドマッサージの基本的な方法】
1. クリームのばし兼マッサージ
両手にハンドクリームをのばし、左手の甲を軽くつかむようにし、右手の親指の腹、母指球全体を使って、左手の甲全体を小指に向かって、外側に大きく円を描くようにマッサージします。
2. 指をさする
左手の指先の側面を、右手の人差し指と親指ではさんで、指先から付け根に向かってすり上げます。戻す時は親指を上にして、人差し指で上下をしっかりはさんで指先まで戻ります。1本の指で3回繰り返し、最後に指先を圧迫します。その他の指も同様に行います。
※小指から薬指、中指、人差し指、親指の順番に行いましょう。
3. 指をもむ
今度は指を上下にはさみ、指先から、らせんを描きながら揉んだら、指側面をはさんで指先に戻ります。3回繰り返し、最後に爪の根元を圧迫します。他の指も同様に行います。
4. 手の甲をすり上げる
手の甲の骨の間をやや強めに手首に向かってすり上げ、力を抜いてもとに戻します。4カ所同様に行います。
5. 手のひらをさする
手のひら全体で円を描くようにさすります。
6. 手全体をストレッチする
最後に、指を手の甲に向けて倒すように、手全体を数回ストレッチします。反対の手も同様の手順でハンドマッサージを行います。
【スペシャルケアの方法】
化粧水を使ってより効果を高める「ハンドスパ」というケア法をご紹介します。
1. コットンに化粧水をとり、丁寧に手のひらと指先になじませます。
※乾燥がひどい指先には、先ほど使ったコットンを割いて巻き、5分くらいおきましょう。
2. 手の荒れやすいパーツを中心に、ハンドクリームをよくなじませます。
【ご参考】ハンドマッサージの基本的な方法
指をさする
指をもむ
手の甲をすり上げる
手のひらをさする
手全体をストレッチする