資生堂は、自身で簡単にできるハンドケアによる手荒れ対策をホームページ上で公開した。

手を洗う機会が多いこの時期に参考にしたい。

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水仕事や手洗いをする機会が増えると、多くなるのが手荒れの悩みです。手は皮脂分泌が少なく、紫外線や乾燥などの影響を受けやすいパーツです。そこで、ご自身で簡単にできるハンドケアを資生堂から紹介します。

ハンドクリームは、洗浄料などで手を清潔にした後に使用します。乾燥しやすい人は、手を洗うたびにハンドクリームをつけ、うるおいを与えることを心がけましょう。入浴後や就寝前など、ハンドクリームをつけながら丁寧にマッサージすることもおすすめです。特に手荒れが気になる時は、たっぷりとハンドクリームを塗り、手袋をして就寝すると効果的です。また、ハンドクリームがないときは、乳液などを使うのもおすすめです。べたつきが気になるときは、ティッシュで軽く手のひらのべたつきをおさえましょう。

【ハンドマッサージの基本的な方法】

1. クリームのばし兼マッサージ

両手にハンドクリームをのばし、左手の甲を軽くつかむようにし、右手の親指の腹、母指球全体を使って、左手の甲全体を小指に向かって、外側に大きく円を描くようにマッサージします。

2. 指をさする

左手の指先の側面を、右手の人差し指と親指ではさんで、指先から付け根に向かってすり上げます。戻す時は親指を上にして、人差し指で上下をしっかりはさんで指先まで戻ります。1本の指で3回繰り返し、最後に指先を圧迫します。その他の指も同様に行います。

※小指から薬指、中指、人差し指、親指の順番に行いましょう。

3. 指をもむ

今度は指を上下にはさみ、指先から、らせんを描きながら揉んだら、指側面をはさんで指先に戻ります。3回繰り返し、最後に爪の根元を圧迫します。他の指も同様に行います。

4. 手の甲をすり上げる

手の甲の骨の間をやや強めに手首に向かってすり上げ、力を抜いてもとに戻します。4カ所同様に行います。

5. 手のひらをさする

手のひら全体で円を描くようにさすります。

6. 手全体をストレッチする

最後に、指を手の甲に向けて倒すように、手全体を数回ストレッチします。反対の手も同様の手順でハンドマッサージを行います。

【スペシャルケアの方法】

化粧水を使ってより効果を高める「ハンドスパ」というケア法をご紹介します。

1. コットンに化粧水をとり、丁寧に手のひらと指先になじませます。

※乾燥がひどい指先には、先ほど使ったコットンを割いて巻き、5分くらいおきましょう。

2. 手の荒れやすいパーツを中心に、ハンドクリームをよくなじませます。

【ご参考】ハンドマッサージの基本的な方法


クリームのばし兼マッサージ

指をさする

指をもむ

手の甲をすり上げる

手のひらをさする

手全体をストレッチする