資生堂は、暖かくなり、皮脂が気になり始めるとともに、PM2.5や花粉など、マスク着用の機会も少なくない季節が到来したのにあわせ、皮脂対策にもマスク対策にもなる、化粧崩れしにくいメイクテクニックを公開している。

化粧水や乳液などのスキンケアで肌を整えた後のベースメイクの選び方や仕上げ方は下記の三つがポイントだ。

1.化粧崩れ防ぐファンデーションと下地を選ぶ

汗や摩擦、湿気による化粧崩れや色むらを防止するためには、崩れにくいファンデーションや下地を選ぶとつけたての美しい肌をキープできる。また、Tゾーンや目もと、口まわりなどの気になる部分は、清潔なブラシやスポンジを使って、軽く押さえるようにのばしてフィット感を高めることがポイント。

2.下地+おしろい、BBクリームやCCクリームで軽めに仕上げる

在宅時や近所に出かける時、「ノーファンデでいたいけれど、すっぴんのままだとちょっと・・・」という場合は、次に使うベースメイクのもちをよくするタイプの下地を使用した後、パウダーで仕上げるだけのライトなメイクがおすすめ。また、下地の代わりに肌悩みに合わせてBBクリームやCCクリームを使うと、ファンデーションがなくても1品で手軽に自然な美しい肌に仕上がる。BBクリームの特長は、「カバー力」。毛穴、シミ、そばかすといった肌悩みを自然にカバーすることに優れている。また、色むらや毛穴をカバーして透明感をプラスしたい場合は、「肌色補正」効果のあるCCクリームを使うと、肌色をキレイに演出できる。

3. 仕上げ用ミストで化粧崩れを防ぐ

汗・皮脂などによる化粧崩れを防ぐ仕上げ用のミストは、普段お使いのファンデーションやベースメイクの上からシュッとひと吹きするだけで、ファンデーションだけでなく、チークなどのポイントメイクもしっかり固定し、さらにメイクしたての心地よい手触りを持続させる便利なアイテム。携帯しやすいサイズの商品も多く、普段の化粧直し時にも、一つ持っておくと役立つ。

また、PM2.5や花粉など、マスク着用の機会も少なくないなかで、マスクに合ったメイクをすることで、より快適に過ごすことができることを示し、以下のポイントをあげている。

1.カール効果の高いマスカラで上向きまつ毛をキープ

マスク着用時に、息に含まれる湿気がマスクの隙間から出ることにより、アイラッシュカーラーで上向きにしたまつ毛が、時間の経過とともに下がってくることを防ぐには、カール持続効果のあるマスカラやマスカラ下地を選ぶと、まつ毛を上向きにキープできる。

2.マスクの白とコントラストがつきすぎない、明るめの目もとで自然な印象に

マスクの白とのコントラストで、目もとが普段よりも強すぎる印象を与えてしまうことがあるため、アイメイクはやさしく仕上げます。普段の黒いアイライナーをブラウンに変えたり、眉マスカラでふんわりやさしい印象の眉に仕上げるなど工夫をして、全体のバランスを整えるといい。

3.落ちにくい口紅でいつも美しい口もとをキープ

マスクを外した時でも、二次付着しにくい口紅を選べば、カップやマスクなどに付いたときの不快さを感じにくくなり、唇もつけたての美しい発色が続く。

なお、清潔を保つため、スキンケアを行う前に洗浄料などで手をしっかり洗うことも強調している。