着工からわずか1年半で最新鋭の生産拠点が完成

「BEAUTY INNOVATIONS FOR A BETTER WORLD(ビューティーイノベーションでよりよい世界を)」の実現を生産領域からも支えていく――。資生堂のサプライチェーン強化の大きな転換点となる新たな生産拠点「那須工場」が2019年12月24日に本格稼働した。11月には記者内覧会を実施。冒頭壇上に立った資生堂の魚谷雅彦社長は、「日本製化粧品の安心・安全はもとより、高品質、高機能、高い感性に基づき開発された商品やブランド価値を世界中のお客さまにお届けするための新たな拠点が加わった」と宣言した。

これまで資生堂は、国内では掛川、大阪、久喜の3工場体制を敷いていたが、グローバル体制強化に伴う同社製品に対するインバウンド需要の拡大などもあり、生産という側面では「お客さま、お得意先さまに大変ご迷惑をおかけしてきた。経営的には機会損失につながっていた」(魚谷社長)。15年より「世界で勝てる日本発のグローバルビューティーカンパニー」を目指し、あらゆる挑戦を続けている資生堂にとって、事業の根幹を支える生産体制のさらなる強化は経営の最優先課題となっていた。那須工場の本格稼働は、そうした課題の解決に向けた大きな第一歩となる。

魚谷雅彦 代表取締役 社長 兼 CEO

地域から世界へと企業、ブランドを発信していく

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