もはや秋の風物詩である。2019年も中国最大のショッピングイベント「独身の日(W11)」が間近に迫っている。10月21日から予約がスタートし、化粧品・日用品ともに各ブランドが競争を繰り広げているが、そこから何を学び、次に活かせば良いのか。ECデータ分析サービスを提供する企業「Nint」は、19年W11の速報はもちろん、事例を用いた分析結果を提供するセミナーを東京都内で開催する(参加費無料・抽選制)。
セミナーの表題は「中国越境EC 『独身の日 (W11)』セミナー 2019 ~中国越境EC市場の今・2020年のトレンド~」で、Nintの吉野順子社長の講演で幕をあける。講演テーマは「2019年『独身の日』(11月11日)速報 ~越境ECを中心に~」で、世界最大のECショッピングイベントであるW11について、ビッグデータから具体的な数値・売上ポイント(人気カテゴリ、ベストセラーなど)を含め詳細に解説する。
次の登壇者は、データコンサルティング企業Supershipの小林賢太朗 中国事業推進室室長と、中国向けプロモーション・インバウンド集客支援を行うクロスシーの渡辺大介社長だ。両者は「今から始める中国越境EC ~独身の日 事例とリスク少なくノウハウを蓄積しながら中国進出をする方法~」をテーマに、日本と中国の商習慣の違い、メディア環境の違いなど、さまざまなリスクについて解説。大手ECモール以外にもリスクの少ない取り組みがあることを伝え、中国進出検討時の選択肢を広げてもらうという。
最後の登壇者は、Coloreego Limited事業戦略企画室の若林勇司執行役員だ。同社は、中国のプレミア銀行カードを保有する富裕層ユーザーを110万人抱え、特にママベビー向け商品に特化したサービスに強みを持つ。若林執行役員は、中国越境EC・ライブコマース、中国越境EC販売チャネル、訪日中国人旅行者限定の情報配信などを中心としたマーケティングについて解説する。
セミナーには、専用サイトから申し込める。https://china.nint.jp/cs/w11_seminar_2019.html