アルビオンは、東京農業大学と化粧品および関連産業における応用・実用化に向けた包括連携協定を結んだ。

同社は、2013年4月1日に、東京農業大学生物産業学部との連携協定を締結し、同年11月に寄附講座「企業と学ぶ化粧学」を開設。同講座を通じて連携・共同研究を進めながら、14年には初の海外研究拠点となるスリランカ伝統植物研究所を共同開設し、その後も寄附講座とスリランカ伝統植物研究所を中心に共同研究と交流を深めてきた。

アルビオンと東京農業大学は、近年のこの順調な歩みを鑑み、今後のさらなる発展が期待できると認識が一致したため、今までの生物産業学部と締結していた連携協定を拡大強化。新たに、東京農業大学とアルビオンとの包括連携協定を締結することになった。これにより、同大学生物産業学部に限らず全学部(6学部23学科)とアルビオンでの連携を強化、相互にとっての新たな可能性を広げていく。

今回の締結について、アルビオンの小林章一社長は、「この連携を通して、今まで以上に絆を深めながら、共同 研究の拡大につなげてまいります。まだ実用化されていないまったく新しい化粧品成分や商品開発を目指すとともに、国内外で活躍する人材の育成にも注力して、大学のため、学生のため、アルビオンのためになる有益な取り組みを積極的に進めてまいります」と挨拶した。