資生堂は、ハーバード医科大学付属皮膚科学研究所と米国マサチューセッツ州ボストンにあるマサチューセッツ総合病院が設立した皮膚科学研究所「CBRC(Cutaneous Biology Research Center)」と、共同研究に関する提携を6年拡大することに9月17日合意した。今回の合意による契約期間は2021年7月~27年6月となる。

CBRCは1989年に設立され、皮膚科学の領域では世界トップクラスの研究所として知られている。資生堂にとっては、オープンイノベーションの先駆け的な存在として、30年にわたって共同研究を進めてきた。その数多くの最先端の研究成果は資生堂の商品研究開発へ生かされている。

今後も資生堂は、「BEAUTY INNOVATIONS FOR A BETTER WORLD(ビューティーイノベーションでよりよい世界を)」の実現に向けてCBRCと共同研究を続け、イノベーティブな化粧品の製品開発や、紫外線、加齢など、皮膚科学に関する研究に取り組み、最先端の価値を創造していく。

さらに、研究開発に留まらず、セミナー、シンポジウム等を通じてお客へ紫外線の基礎知識や光老化が肌に及ぼす影響等、健やかな肌を保つための情報発信を進めていく考えだ。