アース製薬のグループ会社であるアース環境サービスは、Luci、ゴウハウスのAI捕虫器「RIG 1.0」を共同開発しサービスの提供を開始する。サービスプランは1時間に1回撮影・解析・即報を行うプラン720が月額3万円(内訳:本体価格18万円<月賦5000円>、月額使用料2万4000円、RIGケア月額費用1000円)、24時間に1回撮影・解析・即報を行うプラン30が月額2万円((内訳:本体価格18万円<月賦5000円>、月額使用料1万4000円、RIGケア月額費用1000円))となる。

昨今、日本国内での製品への昆虫の混入リスクは、最大の経営リスクと捉えられ、製造現場では混入事故防止のための取組みが、日々行われている。特に「昆虫モニタリング」におけるデータ取得は属人的で多くの時間を要しているのが実情だ。これを圧倒的に圧縮することができれば、品質保証の観点から望まれる要件を満たし、継続性と安定性が担保された防虫管理が可能となる。

昆虫の混入事故防止のための主要な活動の一つである「昆虫モニタリング」は、昆虫を捕獲する「捕虫器」を使用してどのような昆虫が、いつ、どこに、どれだけ、いるのかを把握するもの。しかし捕獲した昆虫のカウントや判定には、高い専門知識と時間、コストが必要なため、多くの場合データを取得した時には既に商品が出荷・消費済みとならざるを得ないのが現状だ。品質保証の原則に照らせば、製品の出荷時点で品質に係る様々なデータの取得はもちろんのこと、それらを評価し品質を満たしていることが確認されていることが求められるが、現状の防虫管理ではその要件が満たされていない。

今回サービスを提供する「RIG 1.0」は、捕獲昆虫のカウント・判定に特化した独自開発のAIで、カウント・判定にかかるリードタイムを、数週間から数分へと圧倒的に圧縮するもの。また、昆虫の誘引・捕獲において昆虫の眼の構造、走光性など生物学的な観点から着想を得た新たな技術や、店舗から生産現場における高度清潔区域まで幅広い利用シーンを想定した素材・構造・デザインを採用しているのも特徴だ。

同サービスの提案によりアース環境サービスは、現状の防虫管理のあり方にイノベーションを起こす考えだ。

同社では9月12日に東京・日本橋において会見を実施。登壇したアース環境サービスの松本吉雄社長は、「どこにもないサービスを世界で最初に導入したかった」と今回の「RIG 1.0」の開発・サービス提供にかけた思いを語った。