GCC(Gulf Cooperation Council)はアラビア湾岸地域における協力会議のこと。加盟国は、アラブ首長国連邦(UAE)、バーレーン、クウェート、オマーン、カタール、サウジアラビアの6カ国。このGCCにおける化粧品市場は過去3年間、低迷を余儀なくされてきた。石油価格の下落、紛争、政治不安などが原因だ。GCCの化粧品市場の72%を占めるサウジアラビアでは、2018年のプレステージ化粧品の売り上げが前年比6%減。UAEでも8%減となっている。エスティメート誌によると、GCC地域の18年のプレステージ化粧品全体の前年比は6%減、カテゴリー別ではフレグランスが5%減、メイクアップが2%減、スキンケアが6%減だった。

しかし3年間の低迷を経て、GCCの化粧品市場に変化が見られるようになり、19年は明るい年になる兆しも見えるという。その背景には、若者世代が消費の主役を担うようになり、デジタルを活用したローカルブランドが注目されており、化粧品市場での発信力を強めていることがあげられる。

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