メンズスキンケアブランド「BULK HOMME(バルクオム)」を展開するバルクオムは、サッカーフランス代表のキリアン・エムバペ選手をグローバルアンバサダーとして起用する。今回の起用を機にエムバペ選手は初来日を果たし、6月19日には都内で記者会見を行った。エムバペ選手の起用は、サッカーで「世界一」を目指す同選手と、「世界No.1のメンズスキンケアブランドになる」というバルクオムのビジョンが合致し、実現した。エムバペ選手が日本企業とアンバサダー契約を結ぶのは初となる。
会見冒頭、バルクオムの野口卓也CEOが登壇し、「世界No.1を目指すにあたり、唯一無二の強力なパートナーを得ることができました。今後は『バルクオム』を通じて、アジアだけでなく、世界中の男性に自信を与えられるように、エムバペ選手に協力していただきたい」と述べた。現在、「バルクオム」は日本をはじめ、中国や韓国、台湾、香港とアジアを中心に展開しているが、今回のエムバペ選手の起用を機に、2020年までにヨーロッパ7カ国で展開していく狙いだ。また、グローバルブランドとして、さらに地球環境に配慮した製品へとリニューアルも検討しており、野口CEOは「2年以内に実現したい」と意気込む。
続いて登壇したエムバペ選手は、スキンケアについて聞かれると、「男性でも肌がキレイだと自信につながります」と肌の手入れの重要性を語った。また、「バルクオム」のお気に入りの製品については「特に『フェイスウォッシュ』が気に入っています。洗顔はスポーツ選手にとって、大事です。全部使わせてもらいましたが、とても使い心地がいい。『バルクオム』はヨーロッパでも成功するでしょう」と語った。
さらに会見では、エムバペ選手が2019年からスタートさせた社会貢献プロジェクト「INSPIRED by KM Project」に、バルクオムがサポートしていくことを発表。同プロジェクトは、エムバぺ選手が生まれた1998年にならい、フランスに住む98人の恵まれない子どもたちの生活や教育をサポートするというもの。
なお、バルクオムは、エムバペ選手の所属チームである「パリ・サンジェルマン」との間でアジア地域におけるスポンサーシップ契約を締結しており、日本唯一のパリサンジェルマンの公式ショップ「パリサンジェルマンストアトウキョウ」(東京・渋谷)で、6月17日から「バルクオム」製品を発売している。