ポーラは、2018年日本で1番美しい肌を持つ「美肌県」を、島根県に決定した。この結果は全国47都道府県を対象に、1年間(2017年9月1日~2018年8月31日)集めた女性の肌データ(56万4608件)を分析し県別に集計。全8部門(肌がうるおっている、キメが整っている、毛穴が目立たない、シワができにくい、くすみがない、シミができにくい、ニキビができにくい、マイクロダストに強い)の合計値から偏差値を算出し、総合順位を決定したものだ。
今回1位に選ばれた島根県は、昨年6位から5ランクアップし、3年ぶりに首位奪還を達成。「肌がうるおっている」「ニキビができにくい」「マイクロダストに強い」部門が1位、「毛穴が目立たない部門」11位と、肌の保湿や保護において重要な役割を果たしている角層の状態が良いことがうかがえます。「キメが整っている」「シワができにくい」「くすみがない」部門では20位台だったが、昨年より多くの部門でランキングを上げている。環境面では、「夏場の日照時間の少なさ」が47都道府県中30位と、紫外線の影響を他県より多く受けていた可能性があるものの、生活面において、ストレス軽減や食習慣の改善など美肌によい習慣が増えたことが、首位奪還の要因だと考えられるという。
ポーラは1989年から29年間にわたり、日本全国47都道府県の約1750万件(2018年1月現在)の女性の肌データを収集・活用している。南北に長い日本列島に住む日本人の肌は、住んでいる地域の気象環境、ライフスタイルや体調によって受ける影響が違うことから、「美しくなるためには、まず、自分の肌が置かれている環境を知ることが大切」だということを知ってもらうきっかけとして、47都道府県別に分析した結果をランキングとして毎年発表している。