英国を拠点とする化粧品ブランド「LUSH(ラッシュ)」の日本法人であるラッシュジャパンは、ラッシュとして世界初となるバスボム(入浴料)のコンセプトショップ 「LUSH 原宿店」を11月22日にオープンする。
お風呂は、古来より、新陳代謝や老廃物の排出、湯治などの健康管理を目的とした理由に加え、銭湯をはじめとする公衆浴場の発展により地域コミュニティの活性化など、日本人にとって日々の生活に密着した存在として親しまれてきた。また、日本の浴室保有率は95.5%(出典:総務省発表、平成20年住宅・土地統計調査)であり、若者のお風呂離れが懸念される中、日本人が浴槽につかる頻度に関する調査では、ほぼ毎日と回答した人は、20代以下が35.8%、30代以上が62.1%(出典:株式会社ノーリツ発表「おふろ白書2016」)と、日本は世界で最もお風呂文化が浸透している国と言っても過言ではない。
同社は、このような背景から、ラッシュが提唱するバスタイムの概念「バスアート」や、お風呂に入ることで得られる様々な身体への影響について伝える場として、国内外から週末や旅の目的地として注目される東京、原宿でコンセプトショップをオープンするに至った。
「LUSH 原宿」には、一つ一つの詳細な商品情報の掲示がない。店内はまるでアートギャラリーのように、バスボムが壁一面にディスプレイされ、フロアにはアート作品を展示するようにバスボムの数々が展示されている。そのような店内で、バスアートや商品の特徴、バスボムが心身に与える影響などをスマートフォンやタブレット型のデジタルデバイスを介してお客に伝えることで、バスタイムの新たな世界に誘う。またオープン時には、ARなどを駆使した、バスボムの魅力を伝える新たな体験の提供も予定している。