アデランスは、使われなくなったウィッグの回収を促す環境キャンペーン「フォンテーヌ緑の森キャンペーン」で行っている植林活動を拡大し、昨年に続き、東日本大震災の被災地区である宮城県石巻市給分高台移転地へ桜の木々を植樹したことを発表した。
「フォンテーヌ緑の森キャンペーン」は、同社が2009年より実施している取り組みで、期間中にウィッグ回収に協力したお客の売上げの一部を利用し、環境コミュニケーションを推進する「ツバルの森」を通じて、山梨県内の山林地域に「フォンテーヌの森」を設置し、2016年度までに累計1259本の苗木を植樹してきた。同キャンペーンは、2017年度より全国規模の環境保全・CSRの活動へと活動範囲を広げ、全国7つのエリアに拡大しており、東北エリアでは、「特定非営利活動法人さくら並木ネットワーク」を通じ、2017年4月に東日本大震災の被災地である石巻市大谷川高台移転地に桜の木を植樹した。同団体は、東日本大震災の大津波到達地点に桜を植樹することで、地震や大津波の際に住民避難の目印となることを目的として活動している。アデランスは2017年に続き2018年も同団体を支援しており、今年2月に同社からの支援金で石巻市給分高台移転地に、苗木から少し成長させた桜の木2本とネームプレートを設置した。★