ポーラは、故・田原桂一氏の一周忌を節目に、展覧会「Sens de Lumiére」を6月1~10日の期間にポーラ ミュージアム アネックスにて開催する。

田原氏は、「光」をテーマにフランスを中心に世界的に活躍したアーティストで、木村伊兵衛写真賞やフランス芸術文化勲章シュヴァリエ、パリ市芸術大賞など数多くの賞を受賞しており、写真だけでなく彫刻や映像、インスタレーションなど、さまざまな領域で活動をしていた。今回開催する「Sens de Lumiére」では、初期の作品「窓」シリーズや、ルーブル美術館をはじめヨーロッパの彫刻を撮影し、石やガラスに焼き付けた「トルソー」シリーズなど、作品を通じて田原氏の活動の軌跡をたどることができる。また、作品とともにアトリエで使用されていたソファーや照明など、田原氏の愛用の品々も展示される予定である。★