2017年の化粧品・日用品市場では、業界を牽引する主要メーカーが軒並み、好調に推移した。過去最高の売上高1兆円を突破した資生堂をはじめ、花王、ポーラ・オルビスホールディングス(HD)、ライオン、小林製薬、ユニ・チャームは増収増益。特に、花王は化粧品・日用品メーカーとしては初となる営業利益2000億円超を達成し、新時代の扉を開くことになった。加えて、ポーラ・オルビスHDが先陣を切り、資生堂とともに〝シワ改善〟の新市場を創出。増え続ける訪日外国人によるインバウンド需要が、さらなる追い風となったメーカーも多く、明るい話題が見られる一年となった。一方、アース製薬は増収減益。ただし、18年以降の成長に向けた種蒔きに注力した結果であり、今後の見通しに期待が持てる決算となった。

この続きは会員の方のみご覧いただけます。