価値観を日々の判断に変える
「世界は、もう一本の口紅を必要としているのか」
ロレアルから入社を打診されたブランカ・ジュティ氏は、哲学者である夫との昼食でそう問いかけた。気候変動や地政学上の対立など、世界には深刻な問題がたくさんある。それでも、美は必要なのか。話しているうちに、ジュティ氏自身の答えはすぐに出た。「ロレアルが存在しようがしまいが、世界はもう一本の口紅を必要としている。美は人間にとって不可欠なものだからです」。美はあらゆる文化、あらゆる時代、人の営みの中に存在してきた。
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