買収後の成長が真価を決める
40のグローバルブランドを擁するロレアル。そのうち、ロレアルが自ら生み出したのは、「ロレアル パリ」「ロレアル プロフェッショナル」「ケラスターゼ」の三つで、大半はM&Aによってグループに取り込んだブランドだ。買収を重ねれば、企業は異なる文化や仕組みを抱えた「寄せ集め」になりかねない。それでもロレアルは、買収したブランドを次々と成長軌道に乗せ、世界最大の化粧品メーカーとしての地位を築いてきた。なぜ、それができるのか。鍵を握るのが、買収後の企業やブランドの価値を引き出すPMI(Post Merger Integration=買収後統合)のノウハウである。
ロレアルのM&Aは加速の一途。2021年の「TAKAMI」、22年の「Skinbetter Science」、23年の「Aēsop」に続き、25年には「Dr.G」「Medik8」「Color Wow」などを相次いでポートフォリオに加えた。26年3月には「Kering Beauté」の買収を完了し、「Creed」を取得。6月にはインドのビューティー企業Innovistの過半数株式取得で合意した。ロレアル自身、25年を「過去最も戦略的かつ変革的なM&A攻勢の年」と位置付けている。
この情報へのアクセスはメンバーに限定されています。ログインしてください。メンバー登録は下記リンクをクリックしてください。
- 1
- 2






















