ヤクルト本社は11月2日、エイジングケアシリーズ「パラビオ」の最高峰高機能クリーム「パラビオ ACクリーム サイ」(30g・3万円)をリニューアル発売。深耕し続けてきた乳酸菌発酵技術と肌構造研究の粋を結集し大きく進化させ、新たなキーメッセージ「時を重ねるほど、美しく。」を掲げ、年齢とともに気になりやすいシミ、シワ、ハリ不足などの肌悩みに寄り添う。
革新性を支える核となるのが、角質層の構造に着目した独自技術「ラメラ粒子」である。健やかな肌の角質層においては、水分と油分が規則正しく重なり合う「ラメラ構造(細胞間脂質)」がバリア機能を担っている。肌荒れや乾燥によってこの構造が乱れた際、単なる保湿成分の供給にとどまらず、肌本来の構造と同じ油相と水相が折り重なる構造そのものを塗布して補うという発想から生まれたのがラメラ粒子だ。新製品では、異なるサイズの粒子をバランス良く配合することで角質層の隅々まで行き渡らせるラメラ粒子エクストラに加え、有効成分ナイアシンアミドを内包したラメラ粒子を新たに配合。そのほか、ビタミンAを内包したラメラ粒子、独自の発酵成分「S.E.(シロタエッセンス)」、ビフィズス菌はっ酵エキスもあわせて採用し、年齢とともに顕著となる複合的な肌悩みにアプローチする。
また、リラックス感をもたらすクリスタルフローラルブーケの香りと、原石が洗練されていく様をモチーフにした高級感あふれる容器デザインにもこだわっている。
「パラビオ ACクリーム サイ」のリニューアルに合わせ、ヤクルト本社では10月15日に「パラビオ新製品発表会」を開催。化粧品部企画調査課の猪瀬幸恵主事は、「ヤクルト独自の乳酸菌研究と乳酸菌発酵技術といった成分、処方、容器デザインに至るまで進化を遂げました。私たちが目指していくのは、年齢を重ねることを美しさの可能性に変えていくこと。これからもヤクルトの研究から生まれる美しさの提案を通じ、一人一人のお客さまが自分らしく、美しく、年齢を重ねていくことに寄り添っていきたい」と意気込みを語った。
発表会では、化粧品事業本部の鴨田真弓化粧品部長が、同社が化粧品事業展開に至ったエピソードを紹介したほか、中央研究所化粧品研究所の高橋康之主席研究員がオリジナル素材であるラメラ粒子の開発に至った経緯、湘南化粧品工場開発課の松本崇主任研究員が研究から製造に至るまでの一気通貫で行うモノづくりについて、それぞれ伝えた。
- 化粧品事業本部 鴨田真弓化粧品部長
- 中央研究所化粧品研究所 高橋康之主席研究員
- 湘南化粧品工場開発課 松本崇主任研究員
ヤクルトの化粧品事業の歴史は、創始者である代田稔博士による乳酸菌研究に遡る。1930年に強化・培養に成功した「乳酸菌 シロタ株」を飲料として展開するなかで、当時、容器として採用していた瓶の回収、水洗い作業を担う作業員の手が、厳しい水仕事にもかかわらず滑らかさを保っていたことに着目。この発見をきっかけに、飲料でお腹の中から飲料で、外側から化粧品で肌を健やかに保つという「健腸美肌」の理念のもと、化粧品事業を展開している。


























