特定領域に集中し専門性を生かす

世界で約4000人の研究者を擁し、2025年には13億8060万ユーロ(約2600億円)をR&I(研究開発)に投じたロレアル。その巨大な研究組織の一角を担う日本では、研究領域を六つに絞り込んだ。すべてを広く追うのではなく、日本ならではの強みに集中し、そこで研究者の力を引き出す。その発想が、ロレアルグループの日本における研究開発部門リサーチ&イノベーション ジャパン(R&Iジャパン)の組織改革に表れている。

R&Iジャパンは25年から、幅広いテーマを追う研究体制を改め、日本が強みを持つ6領域のCOE(Center of Expertise)に集中する体制を段階的に導入した。フォトプロテクション、スキニファイド・クレンザー&メイクアップリムーバー、リキッド・ケア、ハイブリタイズド・フェイス・メイクアップ、プロセス&テクスチャー・イノベーション、ション、プロヘアケアである。ロレアル全体では幅広い研究領域をカバーする一方、日本では取り組む分野を明確にした。

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