25歳の背中を押した上司
日本ロレアルのジャン-ピエール・シャリトン社長は25歳のとき、難しい判断を迫られた。当時、マーケティングを担当していたシャリトン氏は、自ら書いたコンセプトをグループインタビューで検証したが、参加した女性たちの反応は厳しく、結果は芳しくなかった。オフィスに戻ったシャリトン氏は、それでも実行すべきだと上司に伝えた。のちにロレアルのトップを担うその人物は、若いシャリトン氏の背中を迷わずに押した。
この経験を通じ、シャリトン氏は「任されることがどれほど重要か、オーナーシップと責任感を持つことがロレアルでどれほど重要かを悟った」という。自分の将来を切り開く責任は自分にあり、同時に会社の将来も担っている。そのことを25歳で実感した。シャリトン氏自身、この経験が35年にわたってロレアルでキャリアを重ねる上で、大きな意味を持ったと認める。
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