マルホが展開する敏感肌向けスキンケアブランド「iniks(イニクス)」は、主力ライン「センシティブ」の乳液を刷新し、「センシティブ モイストバリア ミルク N」(80ミリリットル・4400円)を9月17日に発売する。公式サイトと皮膚科を中心とした医療機関で販売する。皮膚科領域に特化した製薬企業として培った知見を生かし、敏感肌ケアにおける乳液の重要性を訴求する。

イニクスは2014年のブランド立ち上げ以来、敏感肌に寄り添うスキンケアを展開してきた。今回リニューアルする乳液は、13年目を迎えるロングセラー商品。リニューアルの背景には、皮膚科診療の現場で乳液が保湿ケアの要として重視されていることがある。同社のブランド担当者によると、「肌荒れを繰り返すなど肌が敏感な状態では、水分補給と油分による保護を同時に行える乳液1本でのケアが推奨されるケースも多い」という。摩擦による刺激を抑えながら必要な潤いを補給できることから、同社は乳液を敏感肌ケアの中核アイテムと位置付けている。

「センシティブ モイストバリア ミルク N」(80ミリリットル・4400円)

新乳液は従来品の使用感や基本処方を継承しながら、バリア機能サポートを強化した。敏感肌の乾燥要因の一つとして着目するフィラグリン不足に対応するため、独自研究から見いだしたヒメガマホエキスとポリグルタミン酸を配合。角層浸透技術「ナノエマルジョン」を採用し、保湿成分を角層のすみずみまで届ける設計とした。

また、肌荒れ予防の有効成分としてグリチルレチン酸ステアリルを配合。ヒアルロン酸やグリセリルグルコシド、エクトインなどの保湿成分も組み合わせることで、角層を潤いで満たしながら肌の水分・油分バランスを整える。

低刺激性にもこだわり、無香料、無着色、アルコールフリーを採用。敏感肌によるパッチテストやアレルギーテスト、スティンギングテスト、ノンコメドジェニックテストに加え、乳幼児試験も実施した。顔だけでなく体にも使用でき、赤ちゃんから大人まで幅広い世代を対象とする。

マルホは医療用医薬品事業に加え、セルフケア領域の強化を進めている。イニクスを通じて、皮膚科学に基づくスキンケア提案と情報発信を推進し、医療と日常のセルフケアをつなぐ取り組みを強化する考えだ。