一見すると、国内のペット市場は堅調に推移している。フードや用品を中心に市場規模は一定の水準を維持しており、直近の業績も底堅い。だが、その土台となる飼育者人口に目を向けると、状況は決して楽観できない。ペット市場の持続的成長に、静かな黄色信号が灯り始めている。
「令和7年(2025年)全国犬猫飼育実態調査」(ペットフード協会)によれば、25年の犬の飼育頭数は約682万頭と、頭数ベースでは下げ止まりの兆しが見られる。一方、世帯飼育率は低下が続いており、新たな飼い主の裾野が広がっているとは言いにくい。猫についても、飼育頭数は約884万頭と前年比で微減し、飼育率もわずかに減少した。
この情報へのアクセスはメンバーに限定されています。ログインしてください。メンバー登録は下記リンクをクリックしてください。
























