2025年、日本国内では夢と元気を与えてくれる大規模なイベントが数々ありました。EXPO2025 大阪・関西万博は開催前の予想に反して大成功に終わりたくさんの日本人の心にそれぞれ忘れがたい想い出を刻んでくれました。

また東京では世界陸上で世界中の選手達による人生をかける熱く感動的な姿を、海外では大谷翔平選手、山本由伸選手の大活躍と究極に努力をする姿の美しさを見せてもらいました。

某ファッションブランドの広告に’暖かさは着ている服ではなく、その人自身の中にあるもの’という深いコピーがありましたが、人の美しさは究極の努力をして自分と戦っている姿ではないかと思わせます。

日本輸入化粧品協会 菅野沙織 理事長

世界の化粧品市場に目を向けると、韓国化粧品の成長はますます加速し、コスモプロフ香港に視察に行くたびに新しい技術及びユニークなマーケティングを見せつけられその力に圧倒されます。彼らが向いてるのは消費者の気持ちであることこそが強みの理由でしょう。

2025年、もう一つ際立っていたのはポーランド化粧品の日本でのアピール。もとよりヨーロッパ内では市場サイズも輸出金額も第5位という隠れた化粧品大国で高い品質を持つブランドがたくさん存在していながら日本ではあまり存在感が知られていなかったところ、それを大阪万博を機に国がバックアップしてポーランド化粧品のビジビリティを上げてきたのでこれからが大変楽しみです。その他にもカナダ先住民の血を引く女性が開発した人にも地球にも優しいユニークなメイクアップブランドなどが日本に参入を希望しています。世界には魅力的な化粧品がまだまだたくさんあります。

日本輸入化粧品協会はこういった世界の化粧品動向もいち早く確実に把握し皆さんとシェアしていきたいと思います。

2026年が皆様におかれまして充実した年でありますように、新年のご挨拶を申し上げるとともに健康をお祈りいたします。