歯みがきを毎日行う人は約97%

口の健康が全身の健康にも影響があるという事実が知られるようになった。口内の健康に意識が向いている日本において、オーラルケアの実情はどういった状況にあるのか。厚生労働省が2025年6月に発表した「令和6年歯科疾患実態調査結果の概要」から読み取ってみたい。
図表出所:令和6年歯科疾患実態調査結果の概要(2025年11月末修正前)より編集部作成

この調査は、日本の歯科保健状況を把握し、今後の歯科保健医療対策の推進に必要な基礎資料を得ることを目的としている。調査は24年10月もしくは11月に実施。20年国勢調査の一般調査区から、475地区(各道府県あたり10地区、東京都のみ15地区)を無作為に抽出し、当該地区(令和6年国民健康・栄養調査の調査地区と同じ)内の満1歳以上の世帯員(約5万4000人)を調査の対象者とした。ただし、24年能登半島地震の影響により、石川県の2地区を除いた。

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