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細胞の個性に着目し若さ維持遺伝子を特定
コーセーがエイジングケアで新境地を開いている。これまでは、主に加齢に伴い体内に蓄積される老化細胞による悪影響を防ぐこと、発生した老化細胞を除去すること――の二つがケアの中心だった。同社は、細胞は時間の経過とともに老化へ向かってゆくという常識を覆し、老化細胞を発生させない〝第3の手法〟を発見。つまり、これまでの対症療法的アプローチから根本治療的なアプローチに踏み込み、人類の永遠の願いである〝若返り〟をかなえる突破口になり得る革新的な研究を続けている。同社研究所皮膚・薬剤研究室の平昌宏グループマネージャーは「細胞の運命を切り替え、老化を阻止するコーセーの『CELL FATE理論』は、医療分野を含めて盛んに行われている老化細胞研究に新たな風を吹き込む重要な研究成果です」と胸を張る。
「CELL FATE理論」は、2017年に始まった基礎研究がベースになっている。細胞一つ一つの機能を遺伝子レベルで調査できる「シングルセルRNAシークエンス解析」を導入。36歳と72歳の同一人物の加齢モデル細胞を用いることで、個体差が生じないように工夫し、線維芽細胞を丁寧に調べた。その結果、細胞は個性の異なる4タイプに分類できることが明らかになった。人間に例えれば、運動が得意な人がいれば、不得意な人もいるように、細胞もコラーゲン産生がうまい細胞がいれば、増殖にたけた細胞もいる。
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