サンスターグループは、社員向け福利厚生施設「サンスター心身健康道場」の理念をもとに生まれた健康食品シリーズ「健康道場」から、BMIが高めの人の脂肪や糖を消費する代謝スイッチを活性化し、内臓脂肪を減らす機能のあるHMPAを配合した機能性表示食品、健康道場「すらなS」(100ミリリットル×30本・7452円)を2025年10月23日に自社オンラインショップ、ポップアップストア、ECモール(Amazon、楽天市場)で発売。これに先駆け、10月15日に東京本社において「すらなS」メディア向け先行体験会を開催した。

新たな機能性表示食品の投入で健康増進に貢献する

セミナーは2部で構成。冒頭のサンスターグループ広報部の一坂理絵広報グループ長のあいさつに続き実施した第1部では「あなたの代謝眠っていませんか? 脂肪と糖を貯めない習慣づくりのポイントと注目成分HMPA」と題し、サンスターグループヘルス&ビューティー研究開発部ヘルスケア研究室の曽野陽子主任研究員が講演。代謝には物質代謝とエネルギー代謝の2種があり、そのうちエネルギー代謝には基礎代謝、活動代謝、食事誘発性熱産生に分けられ、消費エネルギーにおいてはそれぞれ約60〜70%、約20〜30%、約10%で構成されていることを説明。消費エネルギーの構成比が大きい基礎代謝、活動代謝が低下することで摂取エネルギーとのバランスが崩れ、太りやすくなることを示した。こうした代謝の低下には代謝スイッチともいわれるAMPKが関わっており、そのスイッチを入れる役割を担うのが今回「すらなS」に採用したHMPAである。

サンスターグループヘルス&ビューティー研究開発部ヘルスケア研究室
曽野陽子主任研究員

「腸内細菌がポリフェノールを代謝する過程で生まれる成分がHMPA。ただし、腸内フローラの状態によりうまく変換できない方もいます。そこで発酵の技術によりHMPAを生成し直接摂取できるようにし、製品開発に生かすことで健康維持・増進に貢献できると信じています」(曽野主任研究員)

第2部では同社マーケティング戦略部の冨井夕子健康道場ブランドマネージャーが健康道場の歴史やブランドコンセプト、「すらなS」の開発背景、特徴などを伝えた。また、百貨店やスポーツジムなどでPOPUPを展開し、新製品を知ってもらうプロモーション施策も明かした。

サンスターグループマーケティング戦略部
冨井夕子健康道場ブランドマネージャー

「すらなS」は、年齢を重ね脂肪が落ちにくくなってきたと感じる人に向けて開発された、HMPA配合の機能性表示食品。空腹状態になると、脂肪がエネルギー源として使われるため、空腹である朝は1日の中でも脂肪消費効率が高まると考えられている。同品はそうした朝におすすめの、目覚めにぴったりなジンジャーと、爽やかな酸味の日向夏とレモン、ほどよい甘さのりんごで毎日飲みたくなるようなおいしさに仕上げている。砂糖、食塩、保存料は不使用で、朝食に不足しがちな食物繊維もたっぷり摂取できる。忙しい朝でも手軽に飲める100ミリリットルの紙パック入りで、毎日の生活に取り入れやすい新しい健康習慣を提案する。

血管チェック体験

健康道場シリーズ

月刊『国際商業』2025年12月号掲載