先の参議院議員選挙では与党が大敗し、衆参両院で過半数割れとなった。石破茂総理の進退に加えて、政権の枠組みも取りざたされ、政治は混乱停滞ムードに陥っている。一方で、強力な新興勢力となったのが参政党。外国人への対応を求める主張で注目されたが、同党は「食と健康」へのこだわりが強く、予防医療に重点を置く医療政策も独特だ。参院選で明らかになった通り、ネットとリアルを組み合わせた世論喚起に長けており、政策実現にどういう対応を取るか注目だ。
選挙において政党への支持を如実に反映するのが比例での得票数だ。今回、参政党は比例で742万票を得ており、これは自民党の1280万票、国民民主党762万票に次ぎ3位となる。いかに参政党への支持が急速に高まり、広がったかを映し出す。
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