EC各社は囲い込みに躍起

ECでペット用品を買う人が増えている。コロナを機にEC利用率が伸びたのに加え、行動範囲が狭い高齢者の増加、自動車免許返納の動きが拡大。さらに子育て中のファミリー層なども大容量で重たいペットシートや猫砂などは持ち運びに苦労するからだ。

2024年のペットフード・ペット用品購入チャネル(日本ペットフード協会)を見ると、犬の飼育者はホームセンター・ディスカウントストアが20年比5.9ポイント減の60.3%、インターネット通販(EC)が同4.8ポイント増の40.4%で、猫の飼育者はそれぞれ5.3ポイント減の57.1%、7.0ポイント増の40.9%である。犬猫ともにEC利用率は4割の大台に到達。特に犬はドラッグストアを上回り、第2位になっている。

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