シャンプー大手が健康補助食品を発売

「柴犬などの日本固有の種でも約7割が皮膚トラブルを抱えている」とMTG執行役員BEAUTYブランド本部の加藤寿恵本部長は指摘する。高温多湿の日本では被毛に覆われた動物の皮膚は蒸れやすく、疾患が起こりやすい。ここに犬種の差はそれほどないという。室内飼育の定着により、皮膚トラブルに気付く機会が増加。ペット保険の皮膚疾患による請求割合は犬が2位、猫が3位である。ペットの健康美を意識する飼い主が増え、スキンケア習慣が広がり始めている。

スキンケアと言っても、ペット用のシャンプーやトリートメントは世の中に無数にある。過当競争から抜け出すために、皮膚の外側からのケアだけでなく、体の中からのケアを組み合わせる内外美容の提案が動き出している。人と同様に皮膚は健康状態を表すバロメーターだから、栄養不足や内臓機能の低下などを改善し、ペットの健康美を手に入れようということだ。

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