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新ブランドが生まれ人が育つ仕掛け
ヴィークレアが野心的な目標に挑んでいる。現在ヘアケアカテゴリー大手5社の平均シェアは約10%となっているが、5年でこれを20%レベルにまで引き上げるというのだ。同社がけん引してきたヘアケアの高価格帯市場は、人口減、競合増加などにより飽和状態に陥っている。その打開を得意の商品開発力でリードし、売り上げを拡大。業界盟主の座を築こうというのだ。同社の岸野洋之社長は次のように意気込みを語る。
「増収率は2桁台をキープしていますが、少しずつ鈍化しています。外部環境の変化が大きな要因とはいえ、それを跳ね除け、サステナブルに成長するには、これまでの手法をもっと磨き上げなければいけない。競争激化によりバルク（中身）の品質アップも必須で、コスト高時代に対応できるビジネスモデルに進化させて、矢継ぎ早に魅力的なブランドを投入し続けます」
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