2025年2月26~28日、東京ビッグサイト東1・2・3ホールにて健康博覧会2025が開催された。来場者数は3日間合計で3万258人(同時開催ケアショー・ジャパン含)となり、昨年を上回る盛況となった。
同会は、健康食品&サプリメントEXPO、オーガニック&ナチュラルEXPO、フェムテック&メンテックEXPO、ビューティ&ウェルネスEXPO、ボディ&マインドリカバリーEXPOで構成され、出展社数は全342社。
中でも、健康食品&サプリメント領域には最も多くの企業が出展した。アダプトゲン製薬、HirataCorporation、野口医学研究所などが大規模なブースを展開したほか、多様な企業が並ぶ。たとえば、入り口近くに出展したユーグレナは、藻活(もかつ)をコンセプトに掲げ、業界一丸となって微細藻類の食品OEMを提案。最近海外セレブがこぞって健康のために取り入れだしたことで話題の再点火を狙うとした。
ビューティ&ウェルネスも、さまざまなブースが展開された。化粧品・健康食品のOEMであるドクターセラムでは吉川育矢社長が自らプレゼン。同社の主力商品「PFSSバランサー」の紹介の他、「セラムヴィーナスカレント」、「セラムシルクフィブロイン」、「セラムアンジェ」などの展示を行った。
フェムテック&メンテックでは、メンテックブランド「HOMTECH(オムテック)」を展開するアンファーが出展。自宅で採精した検体を宅配便で送り、医療機関レベルの精液検査をすることができる新サービスを紹介するとともに、「泌尿器科医から学ぶ、男性のためのヘルスケアと、そのアプローチ~男性不妊、ED~」をテーマにセミナーも実施した。そのほか、フェムテック分野では総合繊維業を展開するセーレンが、一般医療機器登録されたサニタリーショーツ「onaka想い」を紹介するなど、さまざまなサービス・商品がそろった。