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商品育成が進みパーフェクトワン依存から脱却

――2024年はどのような1年でしたか。

後藤 コロナ禍が明けた後、化粧品業界は、必ずしも思った通りになっていません。その一つは、インバウンド需要の回復が遅れていることです。通販が主体の私たちは、インバウンドの影響をあまり受けていないものの、想定していた買い物客が戻らないと、業界は盛り上がりに欠けます。また、ここまでの物価高になるとは予想できず、これも業界に大きなインパクトを与えています。

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