SHISEIDO―日本発プレステージブランドの地位確立に盤石の体制を敷く

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3カ月連続で新商品を投入

2025年のSHISEIDOは、アクセル全開で幕を開ける。元日の1月1日に最高峰シリーズ「フューチャーソリューション LX（SFSLX）」から「ユニバーサル ディフェンス s」を発売。翌2月1日には新ブライトニングケアシリーズとして美容液「ベネフィアンス ブライトニング マイクロS セラム」など5品を投入。そして3月1日に新サンケアシリーズ5品を一挙に発売する。昨年のSHISEIDOは、ベストセラーの美容液「パワライジング コンセントレート Ⅲn」とファンデ美容液「エッセンス スキングロウ ファンデーション」が新客を大量に獲得。既存品の愛用者拡大で、ブランド力が高まる好循環が回り続け、一段の攻勢に出る基盤が整った。SHISEIDOブランド事業部SHISEIDOマーケティング部の松村美穂バイスプレジデントは、次のように意気込みを語る。

資生堂ジャパン SHISEIDOブランド事業部SHISEIDOマーケティング部 バイスプレジデント
松村美穂氏

「これまでコミュニケーション戦略を含むブランドのアセット（資産）を少しずつ変え、グローバルを含めて組織の息がぴったり合うように体制を整えてきた。よりプレステージ性を高める戦略に力を入れられる。25年はSHISEIDOの成長戦略にとって新しいスタートラインになる。それだけの気持ちを込めて、マーケティング戦略に臨む」

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