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エビデンスに基づく効果実感を重視
――スキンケア、ヘルスケアを中心に好業績を続けていますが、2024年はいかがでしたか。
杉本 増収増益は続けてきたものの、成長をけん引してきた基礎化粧品の「肌ラボ」「メラノCC」のシェアは維持、一桁台という堅調な増収率に落ち着いており、競合環境がより厳しくなっていると考えられます。一方で、お客さまから「ヒアルロン酸といえばロート」「ロートのビタミンCだから」という理由で選んでいただいていることへの手応えも感じています。製薬メーカー発の商品らしくエビデンス重視の商品設計になっており、手を伸ばしやすい価格帯の商品であっても、使用時の効果実感が高い。ロート製薬の「品質」へのこだわりがお客さまに伝わり、ブランド、商品への納得感が生まれているのだと思います。 特に24年は「ロートスキンサイエンス」と銘打ち、年齢や性別を問わず、さまざまな商品でお客さまの肌を考えてきたロート製薬の哲学を世に示しました。メッセージは「肌から元気にする科学」で、個々の商品を超えて、ロート製薬がスキンケアに取り組む意義や約束事を宣言しています。その流れのなかで、24年に実施した肌ラボの感性評価でも、エビデンス重視の商品開発を行う「ロートスキンサイエンス」の価値が明らかになりました。
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