乾燥予防のパイオニアであるメディプラスは、グループ会社メディプラス製薬が保有する独自成分オゾン化グリセリンを配合した新ゲル状美容液「メディプラスゲルコンク」(180グラム・6600円)を2025年1月14日に、新発想の唇用パック「リペアリップパック(限定品)」(15グラム・2200円)を24年12月1日に新発売する。発売に先駆け11月28日に新製品発表会を開催した。

「メディプラスがなぜゲルという剤型を選んだのか。なぜオゾン化グリセリンをゲルに配合したのか。今回の発表会で紹介する二つの新製品の話の中に、その答えがあります。肌の見た目だけではなく、日常的な肌の悩みで好きなことを諦めてしまっている人たちを救える製品でありたいと私たちは願っています」(メディプラス岡元朋子商品・美容統括部取締役CMO)

02年の発売以来、乾燥性敏感肌に悩む多くの人に支持されてきたメディプラスゲル。23年には世界初独自成分「オゾン化グリセリン」を新たに配合し、肌バリアの根幹であるインボルクリン・NMF・セラミドに着目し、角層バリアを全方位からサポートする機能を付け加え、パワーアップした。

しかし、20年余に渡るゲルの歴史の中で、気候変動、内外的ストレス、美容医療の普及などますます乾燥を助長する要因が増えたため、通常はメディプラスゲルで満足している人でもバリア機能が著しく低下した時にはもっと「不足感を感じてしまう」という声が届くようになった。ただ保湿力を上げるだけでは極度の乾燥の中に置かれた敏感肌は刺激を感じてしまうことになりかねない。そこでメディプラスゲルの乾燥や外的刺激によるノイズを起こさせない乾燥予防力はそのままに角層をより深く、速くうるおいで満たし、整える処方を開発し、「メディプラスゲルコンク」は生まれた。

「メディプラスゲルコンク」は、水溶性特濃ゲルで深刻な乾燥や肌荒れを防ぎ、肌を助けるレスキュー用ゲル状美容液。その特長の一つは、油溶性成分をほぼ配合せずに水溶性成分99%の次世代型保湿システムを実現したことだ。ゲルタイプの製品の中でもメディプラスゲルが特異なのは油分をほぼ含まないため、肌なじみがとても柔らかいこと。

この特性を保ちつつ、高配合した複数の糖類で作ったモイストチャージメッシュ層をプラスした。網目状の膜構造で、肌表面を面ではなく点で覆うことで、閉塞感に伴うノイズの発生を抑制。さらに空気中の水分を吸着しながらゆっくり角層に浸透。より高い保湿効果を発揮する。

二つ目の特長が、繰り返す肌あれ時に角層バリアをスピーディに立て直し、根本的に整えること。メディプラスゲルの2.5倍量のオゾン化グリセリンと三つのバリアサポート成分を組み合わせた、複合成分「ディープバリアMIX」を開発。機能低下した角層バリアを速やかに整える。さらに、継続使用により、細胞の膜であるインボルクリン、細胞間の隙間を埋めるセラミド、うるおい保持に欠かせないNMFの三つの肌基盤をサポートし、使うごとにあれにくい肌へ導く。

「メディプラスでは、オゾン化グリセリンの効果を最大限活用したアイテムの開発をさらに加速。顔の皮膚たけでなく全身のさまざまな部位へと効果の対象範囲を拡大していきたい」(メディプラス大瀧拳商品ブランド統括部商品部部長代理)

その第一弾が唇の皮むけやひび割れを常に起こしている人を救う唇用パック「リペアリップパック」だ。その特長は三つ。一つ目が唇に水分を与えること。油分を高配合するリップアイテムが主流だが、唇に水分をたっぷり届けるため、一般的には珍しい水分を多く配合できる乳化クリームを採用。水分を吸着して抱え込むモイストチャージ成分をはじめとする水溶性成分を70%以上と高配合したリップパック。二つ目が唇に与えた水分を閉じ込めること。耐水性が高く、唇への密着力が強い特殊な油溶性成分の中に水溶性成分を大量に閉じ込めるモイストラッピング処方を採用。唇に水分を与えながら、水分蒸散を防ぐ。三つ目の特長が唇のバリア機能を整えること。角層を形成する基盤、セラミド・フィラグリン・インボルクリンに着目。独自成分オゾン化グリセリンがバリア機能の低い唇の角層をサポート。乾燥しにくい唇へと導く。

「私自身、もともと敏感肌で顔にひどい肌荒れを起こした経験があります。そんな抜け出せない肌荒れから救ってくれたのが、今回の製品にも配合したオゾン化グリセリンでした。だからこそ、このオゾン化グリセリンで、私のように肌悩みを抱え、心まで苦しくなっている人を救えるような製品をつくりたい。そんな思いで今回の製品を開発しました。これからも悩みを抱える人のお守りとなるような製品づくりをしていきたいと考えています」(メディプラス小嶋愛香商品ブランド統括部商品部リーダー)