RX JAPANは、10月17〜19日の3日間、東京ビッグサイトにて「フェムプラス」を開催した。フェムプラスは、第3回フェムテックトーキョーと第2回女性のウェルビーイング推進EXPOで構成された、フェムケア展示会だ。今年のテーマは「一緒に踏み出そう」で、3日間で9293人が来場した。
イロハのようなデリケートゾーンケアからプレジャーアイテムまで幅広くフェムケアアイテムをそろえる企業はもちろん、今年新たにかおりのフェムケアブランド「ルナマイン」を展開したエステーも出展。さらに、OEMからは東洋ビューティが参加。今年は更年期向けのスキンケアなどに加え、新たにデリケートゾーンケアの処方を訴求。自社独自の安全評価基準を設けるなど、市場での差別化を図る。食品カテゴリーも活況で、女性の不安定な時期に向けた多様な商品が並んだ。テック分野では、富士メディカルサービスが販売するTENS(経皮的電気刺激)を利用した、月経痛(生理痛)緩和デバイスや、認知症、心筋梗塞・脳卒中、肺がん、慢性腎不全の将来の発症リスクを予測する疾病リスク予測検査「フォーネスビジュアス」など多様なものがそろっていた。★
月刊『国際商業』2024年12月号掲載