I-neのミニマル美容家電ブランド「SALONIA(サロニア)」の発表会を行った。
新商品は二つ。一つは最上位モデルの「エアトリートメントドライヤー」。遠赤外線×立体風×ダブルリペアイオンで、ドライ時間を約72%短縮している。ヘアドライヤー市場は2020年から4年連続拡大中。サロニアは2万円以上の高価格帯ドライヤーの購入を検討している層において、最も重視する機能は「ツヤが出る」「さらさらになる」「髪にやさしい」「速く乾く・スタイリングできる」など。そこに対応した最上位モデルの価格は2万9700円である。
もう一つは筋トレ発想の美顔器「EMS リフトブラシ 3D ケア」。EMS刺激170%アップ。全身のインナーマッスルにより広く深くアプローチする。ブラシ型美容機器市場(EMS)は、19年以降5年連続で上昇中で、24年は66億円になる見込み。
サロニアは22年にEMS リフトブラシを発売。22年度のグッドデザイン賞を受賞し、23年は楽天週間ランキング1位を28週連続で受賞している。
新商品の価格は4万4000円。既存品のシンプルで使いやすいデザインや機能設計は踏襲し、エイジングによる深い悩みを抱える顔のゆるみや肩周りのケアなどに1台で対応する。
両商品ともに発売日は2024年11月1日。同社は「美容家電事業で新領域にチャレンジする」と発言しており、今後のブランド強化策も注目である。