I-neは夜間美容「YOLU」初の夏限定アイテムをはじめとした、合計16ブランドのヘア・スキンケア、美容家電の新商品とともに、2つの新ブランドを披露する「I-ne新商品発表会2024Spring&Summer Collection」を3月13日、SHIBUYA STREAM Hallで開催した。

会場には各ブランドの商品を体験できる展示ブースや毛髪診断士による頭皮・毛髪の個別診断を展開した他、「BOTANIST(ボタニスト)」、「WELLP(ウェルプ)」、「Qurap(キュラップ)」、「Dr.SYUWAN(ドクターシュワン)」の4ブランドについては各ブランドの商品開発およびブランドマネージャーがプレゼンテーションを実施した。

ボタニストは、吉田周平氏が、リニュアール新商品である「ボタニカルヘアマスク」を紹介。リニューアルした同商品は、タンパク質成分を補う2種の「豆プロテイン」をそれぞれに配合し、髪の芯まで補修することで、健やかな髪へ導き、根本的な髪質のケアをめざす。また、「パサつく毛先に 毎日ケア」と「特に傷んだ髪に 週1ケア」の2つのニーズに合わせ、選べるクリームタイプとバームタイプの2種類を展開する。

またボタニストのサブブランドとして新たにデビューするハーバルウェルネスブランド・ウェルプについては、井上亜衣子氏が解説。同ブランドは、同社調査から判明した多くの頭皮トラブルになる人に寄り添うために誕生。「ハーブの魅力を追求した処方と、イギリスの調剤薬局を意味するアポセカリーから着想を得た、新しい世界観のスカルプケアです。ふけかゆみを抑えながら毛髪ケアもかなえることで、お客さまのウェルネスに貢献することを目指します」と語った。ラインアップは、薬用シャンプー、薬用トリートメントに加え、スカルプケアローションをそろえる。

ヘアケアブランドではもう一つ新ブランドキュラップが誕生。ブランドマネージャーの小林麻美氏は、キュラップ開発の背景として、自由なヘアスタイルを求める一方で、髪質改善のニーズが高まっている状況を説明。「まだ満足のいくダメージケアのアイテムに出会えていない方や、髪が傷むのが気になって好きなヘアスタイルやカラーを諦めてしまった方に向けて、個性の表現を後押ししつつ、より機能性を追求した次世代のダメージケアシリーズをお届けしたい」と意気込みを語った。同ブランドは髪の保護膜「18-MEA」の働きを補い、第2のキューティクルのようにうるおいを封じ込めるのが特徴。シャンプー、トリートメント、ヘアオイルの3品を展開する。

スキンケアブランドドクターシュワンからは、ブランドマネージャーの安部啓彰氏が登壇。新たに濃厚ビタミンを10%配合した「マイクロバブルVC10セラム」を紹介した。同商品は、3つの濃厚ビタミンをトータル10%配合していることで、既存品「マイクロバブルセラム」に比べ、より深い肌悩みに1本で多角的なアプローチを叶える商品となっている。

月刊『国際商業』2024年05月号掲載