海外情報―欧米で流行るプランピー・リップ美容整形アディクションへの懸念

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欧米の若者の間で「プランピー・リップ（ぽってり分厚い唇）」が流行して久しい。プランピー・リップにする美容施術が医師以外の手で行われたり、廉価で劣悪なセルフツールが巷に流通したりしてトラブルが多発している。それをとりあげるドキュメンタリーや調査報道も少なくない。SNSでインフルエンサーに影響され、過度なマーケティングに煽られてしまう若いビューティー消費者の姿が浮き彫りになり、美容整形アディクションに陥りかねないと警鐘が鳴らされている。

ぎょっとするほど目立つ大きな唇が欧米では一部の20歳前後の若い女性の間で憧れの的だ。日本でもボリュームのある唇に仕上げるリッププランパーなどがアイテムとして定着してはいるものの、あまりに特徴的な唇は揶揄の対象となりかねない。欧米でも、ごく一部の白人若年女性とSNSの世界だけでの大流行なので、欧米の若者と出歩くか、彼女らの好むインスタでも覗かない限り、目につかないかもしれない。