ユニ・チャームは、ペット用吸収ウェア「マナーウェア」から、虫をよせつけにくい香料を塗布した「マナーウェア 虫よけオムツ」を6月3日に全国で夏季限定品として発売した。

東京都健康長寿医療センターの研究グループが、65歳以上を対象にした調査によれば、犬を飼っている高齢者は飼っていない人と比べて認知症の発症リスクが4割低いことが分かった。犬を飼っている人は愛犬と散歩にでかけるなど定期的な運動習慣を持つことができ、また散歩途中に愛犬家同士で会話を楽しむなど社会的な孤立に陥りにくいことなどが寄与しているものと推察される。

同社はこのような高齢者を含む、すべての飼い主がいつまでも健康で、愛犬との暮らしを楽しめるように、ペット用吸収ウェア「マナーウェア」を2014年に発売した。また、愛犬と安心しておでかけできる場所や時間を増やすべく「GO WITH わんこ プロジェクト」を他社と協働で推進している。

しかし、外出機会が増える一方で、夏場になると「いっしょにおでかけしたいけど、不快な虫が気になる」という不安を感じる生活者がいる。飼育者の87%が夏には虫よけ対策を実施しており、主にスプレーや線香などを使用しているが、「スプレーが愛犬にもかかってしまう」「おでかけ時にかさばる」などの不満を持っていることがわかった。そこでこのたび、虫をよせつけにくい香料をオムツに塗布した「マナーウェア 虫よけオムツ」を全国で夏季限定品として発売する。

新機能として、不快害虫をよせつけにくい香料をオムツに塗布した。香料はオムツの外側に塗布することで、肌に触れにくい設計だ。ほのかな「ボタニカルハーブ」の香りで、愛犬にも飼い主にもやさしいオムツである。