エスエス製薬は、睡眠改善薬「ドリエル」において、良質な睡眠をとることで日々を最大限に充実させることを応援する「能動睡眠プロジェクト~挑戦しよう、まず寝よう~」を始動する。同プロジェクトの始動に合わせ、新CMキャラクターに俳優・アーティストの香取慎吾を起用。3月18日に都内で新CМ発表会を開催した。

発表会では、エスエス製薬のニクヒレッシュ・カルラ社長が登壇。「エスエス製薬は250年以上の歴史があり、科学の力で社会に貢献してきた。2017年にフランスに本部を置くサノフィグループの一員となり、私はサノフィジャパン・グループのコンシューマー・ヘルスケア部門の責任を担っている。今回われわれは一般薬の睡眠カテゴリーで市場をリードしてきた中、より良い睡眠で社会・人の力を最大限に発揮したいと考えた。新たな取り組みで睡眠の力を啓蒙したい」と述べた。

エスエス製薬の亀井枝里子氏と昭和大学医学部内科学講座循環器内科学部門の安達太郎准教授は、日本の睡眠にまつわる現状や「能動睡眠プロジェクト」について説明した。2021年のOECDの調査によると、日本人の平均睡眠時間は7時間22分と、加盟国33か国中で最下位。さらに同社の調査によると、睡眠で意識することは休息することがメインで、日々の充実につながることはあまり意識されていない。慢性的な睡眠不足は、疲労回復などの身体機能や、意欲低下・記憶力減退など精神機能の低下にも大きな影響を及ぼす。

そこで「ドリエル」では、「挑戦しよう、まず寝よう。」をキャッチコピーとし、疲れたから寝るという受け身の睡眠ではなく、毎日を充実させるために意識して自らとる睡眠「能動睡眠」を広めるために始動した。

続いて新CMキャラクターを務める香取慎吾が登壇。新CМへの起用については「睡眠で悩んでいたので、CМのお話が来てうれしかった」とコメントし、睡眠に関するトークやクイズを展開した。発表会の最後には「毎日を充実させるために積極的に寝ましょう。明日も何かに挑戦するために、僕も良い睡眠をとりたい」と話し、良質な睡眠の重要性を語った。

月刊『国際商業』2024年05月号掲載