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日本中に広がるスキンラグジュアリーへの共感

そのルージュは、運命を騒がせる――。資生堂のグローバルラグジュアリーブランド「クレ・ド・ポー ボーテ」は、〝唇を彩る〟という領域を超え、唇そのものの理想を追求したルージュ「ル・ルージュプレシュー」(全12品・9900円〜1万3200円)を4月21日に発売する。商品単価は、ポイントメイクとしてはブランド初の1万円台。日本を代表するラグジュアリーブランドの地位は、さらに高みに向かう。

2024年に挑戦的な戦略が打てるのは、これまでの施策によって、明らかにブランドエクイティが積み上がっているからだ。ブランドが目指すのは「Skin」「Society」「Self」の三位一体で、肌を美しく輝かせるのはもちろんのこと、社会に好影響を与える輝く人を増やすこと。そのための提供価値が「スキンラグジュアリー」で、着飾る必要がないほど、その人自身を無限の可能性を持つラグジュアリーな存在へと導くものだ。提供価値への共感が日本中の生活者に広がり、それが23年の2桁増収という好結果に表れている。

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