あらたの2024年3月期第3四半期連結業績は、売上高が前年同期比5.9%増の7191億1900万円、営業利益は23.1%増の124億2800万円、経常利益は20.5%増の129億9900万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は20.8%増の87億3600万円と増収増益だった。

カテゴリー別売上高をみると、ヘルス&ビューティーが4.6%増の2215億900万円、ハウスホールドが4.2%増の1039億5000万円、ホームケアが5.5%増の578億800万円、紙製品が5.1%増の1368億9400万円、家庭用品が4.5%増の488億9900万円、ペット・その他が10.7%増の1500億5600万円となった。カテゴリーの構成比が大きいヘルス&ビューティーは、コロナ禍の収束により国内外における人流が活発になったことで消費者の外出機会が増えたことで、基礎化粧品やメイクアップ等を中心に需要が伸びていることが増収要因。また、ペットについては、グループ会社であるジャペルの専門性の高い提案によるペット用おやつなどの伸長により、好調に推移している。

業態別売上高は、ドラッグストアが7.9%増の3764億5400万円、ホームセンターは3.2%増の1019億3200万円、スーパーマーケット(SM)は3.7%増の826億4600万円、ディスカウントストアは7.5%増の533億4800万円、GMSは0.6%増の306億5800万円、Eコマースやバラエティ業態が含まれるその他は3.5%増の740億7900万円と各販路とも増収だった。

通期業績は、売上高4.1%増の9280億円、営業利益16.3%増の149億円、経常利益14.8%増の157億円、親会社株主に帰属する純利益は27.7%増の105億円と前回予想を据え置いた。