あらたの2023年3月期第2四半期業績は、売上高が前年同期比3.7%増の4452億2000万円、営業利益10.3%減の63億6600万円、経常利益8.6%減の69億1300万円、親会社株主に帰属する四半期純利益10.8%減の46億5100万円と増収減益となった。増収となった一方で、売上総利益率が低下したこともあり、利益は各段階とも減益となった。
カテゴリー別売上高は、最も構成比が高いヘルス&ビューティーは7.3%増の1382億6600万円と増収だったのに加え、ペット・その他でグループ会社ジャペルの専門性を生かした提案が奏功し6.2%増となった。一方で、一巡感がみられるハウスホールドが1.4%減、天候不順による殺虫剤など夏物の販売不振によりホームケアが2.5%減とそれぞれ縮小した。紙製品は3.9%増、家庭用品は0.1%増だった。
業態別売上高は、ドラッグストアが5.8%増の2288億5200万円、ホームセンターは0.8%増の645億3100万円、ディスカウントストアは3.7%増の327億7600万円、Eコマースやバラエティ業態が含まれるその他は5.8%増の468億8000万円と好調に推移。一方でスパーマーケットが0.6%減の518億2100万円、GMSが3.8%減の203億5800万円と減収だった。
23年3月期通期業績は、売上高1.5%増の8700億円、営業利益は4.4%増の133億円、経常利益は1.9%増の140億円、親会社株主に帰属する当期純利益は5.4%増の95億円と前回公表数値を据え置いた。