機能性表示食品で、2例目の景品表示法違反となった「さくらフォレスト事件」。科学的根拠が否定されたことで、影響は制度全体に広がり、瓦解の懸念も出た。10月に入り、同様の科学的根拠の88製品はすべて撤回の方向となった。外形的には収まった格好だが、新たな火種も生じている。今回開いたパンドラの箱の底には何が残っているのか。
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10月12日、定例の会見で消費者庁の新井ゆたか長官は機能性表示食品について、制度の改善を示唆した。
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